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業界初、アバターで接客する住宅展示場/大和ハ

仮想空間のモデルハウス内においてアバターを用いて接客しているイメージ

 大和ハウス工業(株)は、「メタバース住宅展示場」を28日より公開する。

 コロナ禍で加速しているオンラインを活用した戸建住宅の接客や販売を強化することが目的。アバターを用いて顧客(最大6人)と同社の担当者がコミュニケーションを図りながら仮想空間上の住宅展示場を自由に見学できる仕様。同取り組みは業界で初となる(同社調べ)。

 「家づくりタイプ診断」を行なった上で顧客の嗜好や興味関心がある家づくり情報等を発信するウェブサイト「LiveStyle PARTNER(リブスタイル パートナー)」のメンバーを対象に展開。同社の主力商品「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」、ウェブ限定商品「Lifegenic(ライフジェニック)」、木造商品「Lifegenic W(ライフジェニックダブリュー)」のモデルハウスを仮想空間上に再現した。21日に発売するライフジェニックの平屋タイプにも対応する。

 メタバース住宅展示場では、モデルハウスを地表からの見上げる目線や上空から俯瞰する目線など、 360度さまざまな角度から見学できるようにしたほか、室内見学では子供やペットなどへの視点切り替えにも対応。また、床や壁紙・天井等の色や素材のほか、インテリアなども複数パターンを瞬時に切り替えて、提案する。モデルハウス内のテレビ等で動画視聴も可能。

 今後は対応商品を拡大していく方針。


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