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住宅カンパニーは受注回復し増収増益/積水化学22年3月期

 積水化学工業(株)は27日、2022年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(21年4月1日~22年3月31日)は、売上高1兆1,579億4,500万円(前期比9.6%増)、営業利益888億7,900万円(同32.1%増)、経常利益970億100万円(同54.8%増)、当期純利益370億6,700万円(同10.8%減)。

 住宅カンパニーは、売上高5,151億円(同6.2%増)、営業利益353億円(同15.6%増)。新築住宅事業においては、分譲・建売住宅が好調に推移し、受注が前期を上回った。またリフォーム事業においても、顧客との接触機会が回復したことで、前期を上回った。その他、まちづくり事業や不動産事業が寄与し、増収に。営業利益については、部材価格高騰の影響を受けたが、販売数量の拡大とコスト削減が寄与し増益となった。

 次期は、売上高1兆2,416億円、営業利益1,000億円、経常利益1,000億円、当期純利益665億円を見込む。


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