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分譲事業好調で大幅増益/フジ住宅22年3月期

 フジ住宅(株)は10日、2022年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(21年4月1日~22年3月31日)は売上高1,186億9,800万円(前期比2.3%減)、営業利益58億7,100万円(同47.3%増)、経常利益56億2,700万円(同58.2%増)、当期純利益38億6,900万円(同64.0%増)。

 主力の分譲住宅セグメントでは、戸建自由設計住宅等の引渡戸数が823戸(前期比109戸増)、分譲マンションの引渡戸数が210戸(同72戸増)といずれも増加。収益性の改善もあって、セグメント売上高453億8,800万円(同12.8%増)、セグメント利益14億7,500万円(同273.0%増)と、増収増益となった。

 住宅流通セグメントは、既存住宅の引渡戸数が1,039戸(同420戸減)と大幅に減少したものの収益性を改善したことで、セグメント売上高239億2,800万円(同27.0%減)、セグメント利益12億8,000万円(同153.3%増)の増益となった。

 土地有効活用セグメントは売上高267億7,500万円(同2.6%増)、セグメント利益23億6,500万円(同2.4%増)。賃貸及び管理セグメントは売上高238億2,900万円(同9.7%増)、セグメント利益は27億6,600万円(同7.0%増)。

 次期は、売上高1,106億円、営業利益60億円、経常利益57億円、当期純利益38億円を見込む。


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