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温室効果ガス、50年までにネットゼロに/森ビル

 森ビル(株)は23日、グループの事業活動に伴う温室効果ガス排出量削減について、中長期目標を発表した。

 スコープ1(事業者自らによる温室効果ガスの直接排出)およびスコープ2(他社から供給された電気、熱の使用に伴う間接排出)については2030年度に50%削減(19年度比)、スコープ3(スコープ1・2以外の間接排出)については30年度に30%削減(19年度比)とし、50年度までにネットゼロとする目標を設定した。

 併せて、「SBTi」に対してコミットメントを表明し、「1.5℃水準」について今年度中に認定を取得する予定。また、「RE100」などにも参画している。

 目標達成に向け、今後は、30年までに国内すべての新築建物で設計時にZEB・ZEH水準の環境性能を実現し、積極的に環境性能認証を取得。また、高効率、脱炭素化を推進する次世代エネルギーネットワークの構築も強化する。さらに、30年度までに海外を含む全所有物件について、順次再生可能エネルギー電気の導入を図ると共に、将来における再エネ電気の安定的な確保を見据え、電力会社や再エネ開発事業者等と連携・提携し、再エネ設備の調達を検討していく。


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