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横浜「日本大通り」で、道路空間の広場化を社会実証

実証イメージ

 横浜Park Line推進協議会(YPL、代表企業・大成建設(株))は23日、2021年に国土交通省の歩行者利便増進道路に指定された日本初の西洋式街路「日本大通り」(横浜市中区)で、「公共空間マネジメント(滞留性向上)」に関する社会実証を開催すると発表した。

 YPLは、将来の公共インフラのあり方、公共空間の新たな活用方策を調査・研究する目的で設立された任意団体「これからの公共インフラのあり方に関する研究会」の分科会として、9社(※)が参画している。同実証は、歩行者利便増進道路制度に基づき、YPLが提言する「道路空間の広場化」に取り組むのが目的。
 滞留性を誘発する仕掛けとして、横浜公園から横浜港郵便局前の車道空間の一部(全長75m)に100%リサイクル可能な人工芝を敷設し、アクティビティを企画。道路上に居心地の良い空間を創出し、周辺住民や来街者に空間を体験してもらい、その有用性を確認する。

 今回の実証は、tvkかながわMIRAIストリート実行委員会(代表・(株)テレビ神奈川)が主催するイベント「tvk かながわMIRAIストリート」を通して、開催する。
 開催日時は2022年5月28日11~17時、5月29日10~16時。場所は「日本大通り」内、車道部 芝生敷設エリア。

※大成建設(株)、パシフィックコンサルタンツ(株)、(株)JTB、(株)みずほ銀行、キヤノン(株)、キヤノンマーケティングジャパン(株)、大和リース(株)、学校法人関東学院、日本大通り活性化委員会


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