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大阪・交野市にコンセプトタウン初弾/関電不

 関電不動産開発(株)は26日、コンセプトタウン第1弾「SMART ECO TOWN(スマート エコ タウン) 星田」(大阪府交野市)の開発を始動したと発表した。

 JR学研都市線「星田」駅周辺で進められている官民一体の複合開発「星田駅北土地区画整理事業」(施行面積26万3,200平方メートル)の住宅エリアで、戸建住宅(総戸数194戸)とマンション2棟(総戸数382戸)を開発する。

 「SMART ECO TOWN」は、「時とともに成長する持続可能なLife Platform」をタウンコンセプトに、5つ(ゼロカーボン、セキュリティ、レジデンス、コミュニティ、タウンスケイプ)の切り口からまちづくりを行なう。今回のプロジェクトでは、戸建てエリアの分譲を先行し、同社の方針に賛同するハウスメーカー3社(パナソニック ホームズ(株)、住友林業(株)、積水ハウス(株))により、建築条件付宅地分譲および建売分譲を行なっていく。

 全邸オール電化と太陽光パネル搭載、高断熱の仕様を標準とし、「Nearly ZEH」以上の性能を取得する。ホームセキュリティを標準採用するほか、警備員による巡回警備や、セキュリティカメラを設置。共用のEVや、防災備蓄品を備える防災倉庫も設ける。交流を促進するイベントの実施や、まち並みガイドラインを設定し、景観配慮型のまちづくりを行なう。

 また、2023年春からは、建売住宅ブランド「シエリアガーデン」は原則ZEHを標準採用とする。「SMART ECO TOWN星田」での分譲を皮切りに、「SMART ECO TOWN 吹田市佐竹台」(74区画・分譲時期22年度)」、「SMART ECO TOWN宝塚市安倉」(192区画・分譲時期23年度)」と分譲。今後も、関西圏で年間100戸の戸建住宅を継続して供給していく考え。


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