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リアル、AR、VRの3つの場でデジタルアート展示会

「リアル」の場でのギャラリー展示

 三井不動産(株)は27日、創立80周年の記念事業の一環として進めている「未来特区プロジェクト by MitsuiFudosan Co.,Ltd.」において、「文化」領域の展示会として「クリエイター特区」を開設した。

 同プロジェクトは2021年9月に始動。「都市機能の本質とその未来」を主題に「生存」「コミュニケーション」「文化」の3つのテーマで共創パートナーを募集し、プロトタイプの共創等を行なってきた。

 「クリエイター特区」は、「リアル」「街×デジタル(AR)」「デジタル」の3つの場でアニメーションやイラストレーションなどのデジタルアートを展示する取り組みで、展示するアート作品に関してはNFT(※)化してオークション形式で販売する試みも実施する。

 今回、「リアル」として日本橋(「福島ビル」(東京都中央区)1階)において、デジタルアートを展示するギャラリーを開設し、「AR」では日本橋「福徳の森」「仲通り」の2ヵ所を舞台に公募アイディアも活用したARギャラリーを展開。「デジタル」は、Webサイト上の仮想VR空間に「リアル」のギャラリーを模したバーチャルギャラリーを開設した。

 展示会は6月19日まで。

※Non-Fungible Token(=非代替制トークン)の略。ブロックチェーン技術を用いて、デジタルデータの唯一性を証明するデジタル資産


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