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首都圏の新築戸建て価格、上昇傾向が継続

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社ネットワークにおける2022年4月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均登録価格は、4,312万円(前月比1.0%上昇)。エリア別では、東京23区が6,507万円(同1.7%上昇)、都下が4,604万円(同1.3%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市が4,965万円(同1.1%上昇)、神奈川県他が3,831万円(同1.0%上昇)、埼玉県さいたま市が4,351万円(同1.3%上昇)、埼玉県他が3,491万円(同0.7%上昇)、千葉県西部が4,017万円(同0.1%上昇)、千葉県他が3,087万円(同0.4%上昇)。

 調査8エリアすべてで前月比上昇となり、17年1月以降の最高額を2ヵ月連続で更新した。また、6ヵ月連続で全8エリアが前年同月を上回り、上昇傾向が続いている。

 既存マンションの平均登録価格は3,706万円(同0.0%)、前月比でわずかに上昇した。エリア別では、東京23区が4,674万円(同0.1%下落)、都下が2,986万円(同0.3%下落)、神奈川県横浜市・川崎市が3,128万円(同0.6%下落)、神奈川県他が2,392万円(同1.4%上昇)、埼玉県さいたま市が3,300万円(同2.0%上昇)、埼玉県他が2,439万円(同1.6%上昇)、千葉県西部が2,577万円(同0.7%上昇)、千葉県他が1,834万円(同2.0%上昇)。

 前月比では価格水準の高いエリアが下落となったが、10ヵ月連続で全8エリアが前年同月を上回り、上昇傾向が継続。神奈川県他、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部/他)の5エリアでは、17年1月以降最高額を更新している。


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