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大東建託Gのコワーキングが都心部で拠点増設

「JustCo JR新宿ミライナタワー」の内装イメージ

 大東建託(株)グループでコワーキングスペースを展開するJustCo DK Japan(株)は、東京都心部2ヵ所への新規出店の予定を明らかにした。

 同社は大東建託と、シンガポールのJustCo Holdingsの合弁会社。働き方改革を背景に、多様な働き方に適したフレキシブルなワークスペースの需要増を見込み、首都圏のターミナル駅に出店している。特徴は、利用者同士のビジネスコミュニケーションを生み出しやすい「コラボレーションエリア」と、入居企業が専用利用する個室「プライベートオフィス」の融合。2022年11月に1号店の「JustCo 渋谷ヒカリエ」(東京都渋谷区)を開設。スタートアップやグローバル企業の需要を吸収し、5月時点の稼働率は90%以上だという。

 同社では、新たに22年11月に「JustCo JR新宿ミライナタワー」(東京都新宿区)を、23年2月に「JustCo グラントウキョウサウスタワー」(東京都千代田区)の開設を決定。新店舗では、重厚感のある内装デザインを採用して幅広い年齢層の利用を呼び込むほか、リラックスできる空間を用意するなど、上質な執務空間をアピールしていく。両施設合計の利用可能人数が約1,000人。

 「渋谷ヒカリエ」も合わせた3拠点をハブ拠点として、郊外エリアでは小規模拠点の出店も進めていく計画。


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