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日鉄興和不他、千葉・習志野台でマンション建て替え

 日鉄興和不動産(株)、三菱地所レジデンス(株)、東京建物(株)は14日、参加組合員として参画する「習志野台三街区住宅団地マンション建替事業」(千葉県船橋市)の権利変換計画が5月31日、船橋市に認可され、6月14日、権利変換期日を迎えたと発表した。

 同団地は、京葉高速鉄道「北習志野」駅徒歩2分、新京成電鉄「北習志野」駅徒歩4分に立地。建替事業は、管理組合の理事会の諮問機関が2013年より検討を開始していたもの。15年に建替推進決議を可決、16年に3社が事業協力者として選定されていた。20年10月の一括建替え決議可決を経て、21年4月にマンション建替組合が設立。権利者全員の同意により権利変換計画を定め認可に至った。

 開発面積は約2万4,800平方メートル。敷地分割手法を利用し、駅寄りの建替用地(約1万6,300平方メートル)を先行して開発。北習志野近隣公園寄りの区画は保留敷地とし、住宅開発用地として整備、団地の老朽化と高齢化の課題を解消し、多世代の交流とにぎわいの創出を目指す。

 先行する建替用地の住宅は、地上7階建て・総戸数488 戸で構成(保留敷地の住宅開発の計画は未定)。国土交通省の「マンションストック長寿命化等モデル事業」の採択プロジェクトとして、災害時の中庭空間での防災機能や多彩な共用施設の整備を予定している。

 23年2月に着工、26年4月竣工予定。


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