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新婚夫婦の住まい探し、「間取り」のすり合わせが重要

 アットホーム(株)は16日、「不動産のプロが選ぶ!『新婚夫婦が住まい探しをする前に、すり合わせておくべき条件・設備』ランキング」を発表した。全国のアットホーム加盟店1,086店にインターネットでアンケートを実施した。調査期間は4月19~26日。

 「条件」については、トップが「間取り」(全体の71.1%)となった。調査した不動産会社からは、「夫婦ともに仕事をする場合、リモートワークなど家庭での作業時間が増えるため、仕事部屋やプライベートな空間の確保が必要」や「子育てや両親との同居など、今後訪れる環境の変化を考慮するため」といったコメントが挙がった。

 2位の「物件タイプ(マンション・アパート・戸建て)」(70.7%)では、不動産会社から「将来設計を踏まえて条件として設定すべきであり、夫婦間の意識相違を生まないために」すり合わせが必要だとする意見等が挙がった。3位は「お互いの通勤時間」(57.5%)。不動産会社からは「夫婦で働いている場合、勤務先からの距離は重要だと思う」といったコメントがあがった。いずれも、共働きの夫婦が増えている現代の家庭ならではの条件が上位となった。

 「設備」については、第1位が「駐車場・駐輪場」(同55.0%)。次いで「モニタ付インターホン」(同48.6%)、同順位で「収納スペース」(同48.6%)となった。不動産会社からは「駐車所の必要台数で物件が変わるから」というコメントや、「防犯上、モニタ付インターホン等は考慮すべき」や「共働きの夫婦の場合、収納スペース等は特に必要と思われる」等、安全かつ快適な住環境を求めるには外せないポイントだという指摘があった。


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