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ミサワ他、「三島」駅前で複合再開発に参画

「三島駅南口東街区A地区第一種市街地再開発事業」の完成イメージ

 ミサワホーム(株)は20日、2018年より事業協力者として参画している「三島駅南口東街区A地区第一種市街地再開発事業」(静岡県三島市)において、市街地再開発組合が17日に設立されたと発表した。同社のほか(株)ミサワホーム静岡、東レ建設(株)、野村不動産(株)、三菱地所レジデンス(株)が参加組合員として参画している。

 同事業は、JR「三島」駅前の敷地面積約1万100平方メートルを広域健康医療拠点として整備するもの。分譲住宅・賃貸住宅・商業施設・公益施設・オフィスなどを整備すると共に、隣地と一体的に開発することで、近隣住民の健康や安心して暮らせるための機能を持たせる。

 参加組合員の各社は再開発による保留床取得を予定。医療・子育て施設などで構成する公益施設や、分譲・賃貸住宅、商業施設、オフィス等の整備を計画している。不燃性・耐震性を踏まえた安全性の高い住宅や商業施設等の整備をはじめ、地域の新たなランドマークとして医療・地域活動・文化継承などの機能を持つ複合的なまちづくりを目指す。

 今後、23年に着工、27年に竣工する予定。

 なお隣地では、敷地面積約2,600平方メートルをミサワホームが三島市から借り受け、商業・ホテル機能を持つ複合施設を建設・保有する定期借地事業を実施する予定。


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