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5G活用し多様化する働き方に対応/阪急阪神不

 阪急阪神不動産(株)は20日、ローカル5G通信を活用した社外サテライトオフィス等からの社内イントラネット接続の実証実験を7月1日より開始すると発表した。

 サテライトオフィスを一時的に利用する場合は、共用Wi-Fiサービスを利用するのが一般的だが、共用Wi-Fiにはセキュリティ性や通信の安定性に課題があるため、守秘性の高い業務を行なう場合はサテライトオフィスを活用することが難しかった。

 そこで同実証実験では、同社が展開する阪急電気鉄道「大阪梅田」駅直結のサテライトオフィス「阪急阪神ONS大阪梅田」、「阪急ONS Office」において、セキュリティの高い通信に適したローカル5G通信を構築。複数の企業にイントラネットを接続したオフィスワークを試験的に行なってもらい、ローカル5G技術の優位性を検証し、サテライトオフィスの利用価値向上につなげていく。期間は9月30日まで。

 将来的には、阪急阪神沿線の主要拠点にローカル5G通信による通信環境を整備し、どこでも手軽に社内イントラにつながる環境の構築を目指している。


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