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新理事長に桃野直樹氏/東京不動産健保

 東京不動産業健康保険組合はこのほど、2021年度の決算組合会を開き、同年度決算を報告。また役員改選により、桃野直樹氏(東日本住宅(株)代表取締役)が理事長に就任した。

 同年度は、保険料率の引き上げと、賞与支給月数が過去最高となったことなどから健康保険収入は約626億円(前年度比6.7%増)まで増加した。しかし、コロナ禍による受診控えの反動から医療費が約313億円(同9.9%増)と増え、支出は約633億円(同7.4%増)。最終的な経常収支は約6億4,000万円の赤字と、2年連続の赤字決算となった。

 平均被保険者数は12万8,636人(前年度比1,651人減)と、2年ぶりの減少。賞与支給月数は、予算1.80ヵ月に対し決算では2.52ヵ月と大きく伸びた。


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