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新築小規模木造戸建て価格、首都圏・近畿は上昇

 (株)東京カンテイは9日、2022年7月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は5,093万円(前月比1.1%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都が6,142万円(同1.0%下落)と3ヵ月ぶりに反転下落した。神奈川県も4,491万円(同1.6%下落)と反転下落。千葉県は4,514万円(同11.4%上昇)、埼玉県は4,255万円(同2.2%上昇)と、いずれも2ヵ月連続の上昇となった。6月は回復基調を示していたが、7月は東京と神奈川の下落により伸びが鈍化した。

 近畿圏は3,704万円(同0.2%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。主要府県別では、大阪府が3,683万円(同2.5%上昇)と2ヵ月連続で上昇。兵庫県は3,942万円(同3.2%下落)と3ヵ月ぶりに下落。京都府は3,437万円(同2.7%下落)と3ヵ月連続で下落した。

 中部圏は3,946万円(同1.5%下落)、愛知県は4,026万円(同1.7%下落)と、いずれも反転下落。


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