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「大地震で自宅は大きな被害を受ける」が66%

 SBIいきいき少額短期保険(株)は18日、「“地震・防災”に関するアンケート調査」結果を発表した。持ち家(一戸建て、分譲マンション)に居住する20歳以上の人を対象に調査したもの。調査期間は7月22~24日。

 現在不安を感じる災害について聞いたところ、「地震・津波」が56.7%で過半数を占めた。次いで「豪雨・洪水、がけ崩れ、地滑り、土石流」が37.9%。 3位は「感染症」(32.9%)で、昨年の26.0%から6.9ポイント上昇した。

 近い将来現在の居住地域で震度6以上の大地震が発生すると思うかを聞いたところ、「発生すると思う(どちらかといえばを含む)」が60.9%となり、昨年(56.2%)と比べて4.7ポイント上昇した。

 大地震が発生した場合、自宅は大きな被害を受けると思うかとの問いでは、「受けると思う(どちらかといえばを含む)」が66.2%で、昨年(56.9%)と比べて9.3ポイント上昇した。
 被害を受けると思うを選択した人にその理由を聞いたところ、「築年数が経過しているから」(55.6%)、「耐震・免振性能が不十分」(40.6%)、「旧耐震基準のままで補強工事を行なっていないから」(21.0%)が上位3位となった。


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