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22年度1Qリフォーム工事受注高、1.6%増

 国土交通省は12日、2022年度第1四半期の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を発表。4~6月の期間に元請けとして受注した建築物リフォーム・リニューアル工事について、建設業許可業者5,000者を対象に調査を実施した。

 建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は、2兆8,027億円(前年同期比1.6%増)。このうち、住宅に係る工事は9,100億円(同0.6%減)、非住宅建築物は1兆8,927億円(同2.7%増)だった。

 工事種類別では、住宅の「増築工事」が131億円(同39.3%減)、「一部改築工事」が253億円(同26.4%減)、「改装・改修工事」が6,892億円(同3.5%増)、「維持・修理工事」が1,824億円(同5.9%減)。

 非住宅建築物は、「増築工事」が1,927億円(同81.3%増)、「一部改築工事」が373億円(同23.7%減)、「改装・改修工事、維持・修理工事」が1兆6,627億円(同1.5%減)となった。

 工事目的別の受注件数は、住宅では「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が172万1,915件(同9.3%増)、「省エネルギー対策」が4万6,756件(同35.1%減)の順。非住宅建築物も、「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が54万3,322件(同22.6%減)、「省エネルギー対策」が3万8,525件(同37.9%減)の順に多かった。


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