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静岡・掛川にBTS型物流施設/CRE

「ロジスクエア掛川」イメージ

 (株)シーアールイーは9日、BTS型物流施設「ロジスクエア掛川」(静岡県掛川市)の開発に着手したと発表。同社にとって東海エリア初のプロジェクトとなる。

 開発地は掛川市の菖蒲ヶ池工業団地に隣接する工業地域内。東名高速道路「掛川」ICから約3.7km、県道403号磐田掛川線を通じて国道1号線へのアクセスにも優れ、静岡県内はもとより、関東・中部エリアへもアクセスしやすい場所に立地している。また、東海道新幹線・東海道本線「掛川」駅から約2.3kmに位置し、駅周辺には住宅街も形成されていることから、従業員確保の観点においても優位性を備えた立地となる。

 敷地面積は1万6,791平方メートル。建物は鉄骨造で、ユーザー企業の要望に基づき、鉄骨2階倉庫とテント倉庫1棟を計画。全体延床面積は約1万4,200平方メートル。 

 倉庫部分の外壁は高断熱仕様とし、熱負荷低減に貢献。床荷重は1階2.0t/平方メートル、2階1.5t/平方メートル。有効高さは各階5.5m以上(一部除く)で、荷物用エレベータ2基、ドッグレベラー1基を実装する。

 国内大手メーカーの専用センターとして開発計画を進めており、着工は2023年2月、竣工は24年1月の予定。


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