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マンション賃料指数、23区は横ばい

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は21日、2022年第2四半期(4~6月)のマンション賃料インデックスを公表した。

 アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料情報を基に、09年第1四半期を基準に指数化。指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい、「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00~」は大幅に上昇と定義している。

 当期の全国主要都市のインデックス(全体概況)は、首都圏では東京23区は114.18(前期比+0.38)と横ばい、東京都下は104.57(同-1.64)と低下した。横浜・川崎市は109.65(同+1.06)と上昇、千葉西部は109.14(同-0.62)と低下、埼玉東南部は112.18(同+2.32)と上昇した。

 地方都市では、札幌市120.41(同+0.28)、仙台市119.99(同+0.52)、名古屋市98.79(同+0.69)、京都市115.39(同-0.51)、大阪市123.95(同+0.62)、大阪広域108.26(同-1.17)、福岡市113.44(同-0.12)。3地域が上昇、2地域が横ばい、2地域が低下となった。

 また、東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18~30平方メートル未満)が111.42(同+0.79)、コンパクトタイプ(30~60平方メートル未満)が116.18(同-0.48)、ファミリータイプ(60~100平方メートル未満)が120.11(同+1.83)となった。


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