日鉄興和不動産（株）は21日、米国現地法人（NSKRE US Corporation）を通じて、米国ジョージア州アトランタ都市圏において、賃貸住宅（総戸数228戸）を取得したと発表した。
同社の米国事業再開後の第2号案件。建物は1985年築。木造2～3階建ての25棟。敷地面積は約7万6,000平方メートル。賃貸面積は約2万4,700平方メートル。プールやフィットネスジム、クラブハウス、屋外ラウンジ等を併設している。
集合住宅の開発および投資を手掛けるRangeWater社との初の共同事業で、フィットネスジムの改装や住人のニーズに合わせた共用部の充実化、住戸の内装リノベーションなどを行なう予定。
人口流入が続くサンベルトの中心都市として、多数のFortune 500企業の本社に加え、医療機関や優秀なIT人材を集めるテック企業の集積が進んでいるエリア。アトランタ都市圏にあり、エモリー大学やアメリカ疾病予防管理センター本部等の近接するノース・ディケータ―に位置し、ミッドタウンへのアクセスの良好さや住環境の良さから、高学歴の“ヤングプロフェッショナル”や若いファミリー層に好まれるエリア。そのため内装リノベーションでは、アメニティや内装のアップグレードに加え、若いファミリー層やリモートワーカーの需要が高く、近隣で供給が不足する3ベッドルームへの間取り転換等、エリアの特性をふまえた物件価値の向上を目指す。