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国際ビル・帝劇ビルを一体的に建て替え

 三菱地所(株)、東宝(株)、(公財)出光美術館は27日、東京都千代田区に立地する「国際ビル」(三菱地所所有)および「帝劇ビル」(東宝・出光美術館所有)の共同建替計画に着手すると発表した。

 両物件は皇居外苑のお濠と丸ノ内仲通りに面し、都営「日比谷」駅・東京メトロ「有楽町」駅に近接する立地。「国際ビル」は敷地面積約5,623平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造地上9階地下6階建て、延床面積約7万6,918平方メートル。「帝国ビル」は敷地面積約3,825平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造地上9階地下6階建て、延床面積約3万9,419平方メートル。

 いずれも竣工は1966年9月。竣工から56年が経過し、建て替えにより防災対応機能の強化やポストコロナ時代に求められるテナントニーズへの対応、脱炭素社会の実現に向けた社会的要請への対応強化等を図る。建て替え後の建物内において、帝国劇場・出光美術館の再開を予定している。

 既存ビルは2025年をめどに閉館する予定。建て替えスケジュールは未定。


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