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北小金駅南口東地区の再開発事業が都市計画決定

 北小金駅南口東地区市街地再開発準備組合が推進し、野村不動産(株)と(株)長谷工コーポレーションが事業協力者として参画している「北小金駅南口東地区第一種市街地再開発事業」が松戸市より都市計画決定の告示を受けた。9月27日付。

 JR常磐線「北小金駅(千葉県松戸市)」の南口に位置する約0.9haの区域を対象とした事業。同エリアは江戸時代から水戸街道の宿場町として栄えた「小金宿」に位置、駅周辺は神社や寺院などの文化・歴史的資源が数多く分布している。一方、区域内は狭隘道路や未接道により建て替え困難な建物、老朽化が進行した建物、低未利用地が散見され土地の高度利用が行なわれていないという問題を抱えている。周辺に公園や広場がなく、防災性や安全性・快適性の面でも課題を抱えている。

 同事業では、地区内の基盤整備を進め、防災性の向上、オープンスペースの創出、快適な住環境の整備を行なうことを計画。1街区(建築面積1,500平方メートル、延床面積約2万500平方メートル)、2街区(建築面積約1,200平方メートル、延床面積約9,400平方メートル)を開発し、住宅(300戸)・商業施設を整備するほか、まちの憩いとなる広場(約1,000平方メートル)も設ける。隣接する「北小金駅南口地区第一種市街地再開発事業(施行済)」との連続性にも配慮する。

 2023年度に再開発組合(本組合)の設立認可、24年度に権利変換計画認可、25~26年度に新築工事着手、28年度に竣工となる予定。


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