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「マンション管理適正化シンポジウム」を開催

 国土交通省は、10月16日に「マンション管理適正化に関するシンポジウム」をオンライン開催する。

 築40年を超える高経年マンションの急速な増加や居住者の高齢化など、「2つの老い」を原因とする管理不全の問題に対応するため、4月に改正マンション法が全面施行。マンション管理計画認定制度や地方公共団体による管理組合への助言・指導制度が創設されるなど、マンション管理は、新時代を迎えている。

 シンポジウムでは、管理適正化に向けた課題や地方公共団体における先進的な取り組みの共有を目的に、京都市長の門川大作氏、所沢市長の藤本正人氏、豊島区長の高野之夫氏らが講演。国土交通省住宅局参事官(マンション・賃貸住宅担当)の矢吹周平氏がマンションを巡る現状と課題について説明する。

 横浜市立大学教授の齊藤広子氏をコーディネーターに、矢吹氏や高島平ハイツマンション管理組合前理事長の篠原 満氏、(一社)日本マンション管理士会連合会会長の瀬下義浩氏など、マンションの適正管理を第一線で推進する登壇者のパネルディスカッションも実施する。

 オンライン配信はMicrosoft Teamsを使用。参加費は無料。要事前申し込み。申し込みについては発表資料を参照。


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