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犬の飼育者が最も重視する設備は「エアコン」

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は17日、「ペット飼育者が住まいに求めること」に関するユーザー動向調査結果を発表した。

 2020年8月以降、ペット飼育(犬・猫・魚・小動物(ハムスター・ウサギ)・鳥・爬虫類(亀・蛇・トカゲ))を前提に賃貸物件、売買物件を探して住んだことのある全国の18~59歳の男女が対象。有効回答数は452名、8月9~12日の期間、インターネットによるアンケート調査を行なった。

 ペット飼育者が実際に住んでいる物件タイプを聞いたところ、「持ち家戸建て」が犬(49.5%)、猫(45.5%)ともにトップ。小動物を飼育している人の約4割、魚・鳥・爬虫類を飼育している人の約3割(魚:34.2%、鳥:28.6%、爬虫類:32.1%)が「賃貸マンション・アパート」で暮らしていることが分かった。

 ペット飼育における住まい探しにおいて重視した物件の条件は、すべてのペット飼育者も「広さ」を重視する傾向に。鳥・爬虫類・魚に関しては、いずれも「広さ」「部屋数」「日当たり」がトップ3にランクインした。

 犬・猫・小動物を飼育する上で最も重視する設備は「エアコン」(犬:41.5%、猫:38.8%、小動物:48.6%)だった。また、ペットの足音や鳴き声が原因で起こるトラブルの防止につながる「防音・遮音設備」は、それぞれ2割を超える結果に(犬:28.0%、猫:24.8%、小動物:35.1%)。

 賃貸マンション・アパート、賃貸戸建ての居住者に「エアコンのために家賃をいくら上乗せできるか」を聞いたところ、犬の飼育者は平均6,000円。猫の飼育者は4,100円、小動物の飼育者は6,100円を上乗せできると回答した。


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