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帰宅してまず行く場所、「洗面所」が6割超に

 積水ハウス(株)は27日、「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」結果を発表した。全国の20~60歳代の男女計573名が調査対象。

 自宅における感染症・風邪の予防に対する意識について「意識していた」との回答は、コロナ禍前は53.4%だったが、コロナ禍初期には84.9%へと急上昇した。現在も87.8%で、コロナ禍初期と同レベルで推移していることが分かる。

 コロナ禍前と比較して、インフルエンザや風邪を「ひかなくなったと思う」「やや思う」の回答が63.8%を占めた。コロナ禍で自宅における感染症・風邪への意識が高まったことを受け、結果としてインフルエンザや風邪をひかなくなったと実感している人が増加していると分析した。なお、この設問の回答は、在宅勤務が増加した人に限定すると78.5%となり、外出機会の減少も影響しているのではないか、とコメントしている。

 帰宅してまず行く室内の場所については、「洗面所」(60%)がトップで、コロナ禍前の48%から大幅に増えた。

 今後実施したい感染症・風邪の予防策については、「手の消毒や手洗い」(夫:65.5%、妻:80.8%)、「食事・栄養をしっかりとる」(同:47.3%、同:62.7%)、「睡眠時間をしっかり確保する」(同:48.0%、同:60.6%)などが上位にランクイン。しかし夫婦間では温度差があるようで、いずれも妻の方が高いパーセンテージを示した。


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