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大阪市住之江区の大規模データセンター着工

「ESRコスモスクエア OS1」外観イメージ

 ESR(株)は7日、データセンター「ESRコスモスクエア OS1」(大阪市住之江区)の地鎮祭を開催した。

 「ESRコスモスクエア」は、最大98MWのIT電力容量を備えた3棟構成のキャンバス型データセンター。大阪市中心部から10km圏内に位置する。周辺には多くのクラウドネットワークへの接続拠点、通信事業者、大手IT企業などが集積しているほか、ハイパースケーラーの拠点も増加していることから、高いデータセンター需要を見込む。同開発の1期目が「OS1」。

 「OS1」は、10月1日に着工。敷地面積8,146平方メートルに、IT電力容量19.2MWを備えたデータセンターを開発する。建物は、顧客の需要に応じてデータホールと呼ばれる専用区画から、1棟もしくはOS2・OS3を含めた複数棟での提供を可能とし、多様なデータセンターニーズに対応する。高効率の冷却システムや省エネのデジタル機器の採用など、CO2排出量削減にも取り組み、LEEDゴールド認証取得を目指す。2024年5月末に竣工およびサービス開始を予定する。


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