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日本郵便他、JR「大阪」駅直結の大規模複合ビル

「梅田3丁目計画(仮称)」の外観完成予想図

 日本郵便(株)、西日本旅客鉄道(株)、大阪ターミナルビル(株)、(株)JTB、日本郵政不動産(株)は15日、旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区で開発を進めている「梅田3丁目計画(仮称)」を上棟。オフィスフロアの概要を発表した。

 同計画は、JR「大阪」駅と、2023年に供用開始の新改札口に直結する大型複合施設。敷地面積は約1万2,920平方メートルに、オフィス・商業・ホテル・劇場で構成する高さ約188m、地上39階地下3階建ての高層ビルを整備する。延床面積は約22万7,000平方メートル、オフィス貸室面積は約6万8,000平方メートル、商業施設面積は約1万6,000平方メートル。

 オフィスフロアは11~27階。基準階面積は約4,000平方メートルと、西日本の賃貸オフィスビルでは屈指の規模となる。最小40坪の区割りも可能、幅広い規模のオフィスニーズに対応する。天井高2,800mm、個別空調対応、専用室内への72時間の非常電源供給など、高規格のフロアを用意している。

 9階はオフィスサポートフロアとし、ダイニングや屋上庭園、フィットネス、サウナといったワーカーのウェルビーイングをサポートする施設を用意する。

 地下1階~地上6階は旧大阪中央郵便局の局舎の一部を保存した商業施設、6階の一部には客席1,200~1,300席を擁する劇場が開業する。7~8階および29~38階はホテルで、マリオットインターナショナルによるハイグレードホテルを誘致し、(株)ジェイアール西日本ホテル開発が運営を担う。

 竣工は24年3月の予定。


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