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ワークスペースになる収納を開発/地所レジ

「Roomot desko」使用イメージ

 三菱地所レジデンス(株)はこのほど、同社が開発する賃貸マンションシリーズ「ザ・パークハビオ」における新たなアイテムとして、ワークスペースになる収納「Roomot desko(ルーモット デスコ)」を開発したと発表。

 賃貸マンションでは水回りの設備が専有面積の多くを占め、洋室にベッドとデスクを配置するとソファ等のくつろぎのスペースを確保できない場合がある。そこで、洋室に備え付けられた収納スペースをワークスペースと兼用することで、限られたスペースを有効活用できる設備として考案した。

 システム収納の台輪部分をなくし、洋室のフローリングを張り伸ばす。ワークスペースとして利用する場合は、片方の引き戸を開け放ち、居室を拡大させるイメージで使用する。足元にはコンセント、デスク部分に配線用コード穴を設置しており、デスクにスタンド照明などを置いて使うこともできる。デスクとなる天板部分は固定されていて、デスクとして使用しない場合は、収納棚として利用可能。

 システム収納の棚やデスクの部分の質感は洋室のフローリングや壁紙の色に合わせたものを提案、高いインテリア性を確保する。

 現在建設を進めている「ザ・パークハビオ 亀戸」(東京都江東区、総戸数52戸)に、すでにリリースしている「Roomot MIXINK」、「Roomot Shower」と共に「Roomot desco」の導入が決定している。「MIXINK」「Shower」については、過去のニュースを参照。
 同物件は、JR総武線、東武亀戸線「亀戸」駅徒歩8分、都営新宿線「西大島」駅徒歩6分に位置。敷地面積324.33平方メートル、鉄筋コンクリート造地上14階建て。間取りは1R~1LDK、専有面積は25.24~35.47平方メートル。引き渡し予定は2023年9月30日。

「Roomot desko」イメージ
「Roomot desko」収納イメージイラスト


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