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投資家の8割超が「不動産価格が上昇」

 健美家(株)は24日、18回目となる「不動産投資に関する意識調査」結果を発表した。10月19日~11月2日にかけ、同社運営サイトの登録会員を対象にアンケート調査を実施した。有効回答数は539。

 投資用不動産の価格を1年前と比較した場合、「上昇している」が81.4%(前回調査比2.1ポイント増)と、8割を超えた。「下降している」は3.7%、「変動はない」は14.8%だった。

 「2022年4月以降に物件を購入したか」との問いには、「購入した」が37.8%。購入した物件は、「戸建て賃貸」が最多で43.1%、次いで「一棟アパート」(32.4%)、「区分所有マンション」(21.6%)となった。また1年前は「融資を活用して購入した」の割合が51.8%と過去最低だったが、今回は58.3%に増加した。

 「物件の空室対策として取り組んでいるのはどんなことか」との問いには「物件の室内リフォームを行なう」が59.1%と最多となった。次いで「家賃以外の条件(フリーレント)や初期費用を見直す」(36.2%)、「物件の共用部の手入れ・清掃を行なう」(34.2%)、「ペット飼育、外国人、高齢者など多様な人を受け入れる」(30.5%)が3割を超えた。


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