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23区の建物平均築後年数は27.8年

 東京都はこのほど、土地関係資料集「東京の土地2021」を公表した。東京の土地に関する価格推移や利用状況を掲載したもの。

 22年1月1日時点の地価は、東京都全体で対前年変動率において、住宅地でプラス1.0%(前年:マイナス0.6%)、商業地もプラス0.6%(同:マイナス1.9%)といずれもプラスに転じた。土地取引件数は9万546件(前年比2.3%増)、取引面積は773万平方メートル(同4.5%増)といずれも増加した。このうち、法人が関与した割合は件数が44.8%(同2.2ポイント増)、面積は65.6%(同2.0ポイント増)となった。

 23区内の建物全体の平均築後年数は27.8年(同0.5年増)となった。そのうち、住宅・アパートは27.3年(同0.4年増)、住宅・アパート以外は27.7年(同0.7年減)だった。

 また、23区内の事務所床面積は約9,445万平方メートル(同37万平方メートル増)。23区内の事務所着工床面積は約269万平方メートル(同157万平方メートル増)だった。


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