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天神地区の東西街区を再編しまちづくりを推進

 新天町商店街商業協同組合、(株)新天町商店街公社、(株)パルコ、西日本鉄道(株)、(株)三井住友銀行は11月30日、「(仮)天神二丁目南ブロック駅前東西街区プロジェクト」の計画概要書を発表した。天神地区に新たな空間と雇用を創出する「天神ビッグバン」の実現に向け、5者共働で同プロジェクトを進めていく。

 現在細分化されている「パルコ本館・三井住友銀行」「新天町商店街」など、東西街区区域約2.2haの再編を実施。誰もが憩える空間としての広場や、歩行者と自動車の交錯を解消する歩行者ネットワークの整備、駐車場共用車路の東西接続などを行なう。
 また、大規模な敷地を活かした施設の導入、老朽化している建物の耐震性の向上に取り組み、にぎわいや活気がありながら安心・安全に買い物・通行ができる空間を整備。歴史を継承しつつ未来に向けた商店街や商業施設を低層部に形成し、新しい文化・芸術性を感じられる複合施設の実現を目指す。

 併せて、換気・非接触・身体的距離の確保といった感染症対応、環境負荷低減、まちに潤いを与える緑化を促進。福岡市美術館や福岡アジア美術館の取り組みをさらに発展させ、彩りにあふれたまちを目指す「Fukuoka Art Next」プロジェクトも推進する。

 2030年度の開業を目指す。

まちづくりのイメージ


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