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22年度2Qリフォーム工事、受注高は微減

 国土交通省は12日、2022年度第2四半期の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を発表。7~9月に元請けとして受注した建築物リフォーム・リニューアル工事について、建設業許可業者5,000者を対象に調査した。

 建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は2兆9,565億円(前年同期比2.3%減)。このうち住宅に関わる工事は1兆177億円(同2.8%増)、非住宅建築物は1兆9,389億円(同4.8%減)だった。

 工事種類別では、住宅の「増築工事」が185億円(同30.1%減)、「一部改築工事」が250億円(同3.2%減)、「改装・改修工事」が8,177億円(同5.4%増)、「維持・修理工事」が1,565億円(同3.4%減)。

 非住宅建築物は、「増築工事」が1,325億円(同13.5%減)、「一部改築工事」が301億円(同55.3%減)、「改装・改修工事、維持・修理工事」が1兆7,763億円(同2.2%減)となった。

 工事目的別の受注件数は、住宅は「劣化や壊れた部位の更新・修繕」(169万8,314件、同7.2%増)、「省エネルギー対策」(5万9,063件、同5.4%減)の順に多かった。非住宅建築物も「劣化や壊れた部位の更新・修繕」(62万6,685件、同3.3%減)、「省エネルギー対策」(4万131件、同30.7%減)の順だった。


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