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プロロジス、古河市にBTS型物流施設

「プロロジスパーク古河5」外観イメージ

 プロロジスは21日、BTS型物流施設「プロロジスパーク古河5」(茨城県古河市)の起工式を開催した。

 圏央道「五霞」ICおよび「境古河」ICから車で約10分の「北利根工業団地」内に位置する。敷地面積約3万2,000平方メートル、延床面積約5万平方メートル、免震構造の地上4階建て。物流施設が集積するロジスティクスパーク「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」(総敷地面積17万7,000平方メートル)の敷地内で開発するもの。すでに「プロロジスパーク古河4」の開発が進められており、2023年3月に竣工する予定。

 2階へのスロープを設け、45フィートコンテナセミトレーラーが直接アクセスできる仕様に。トラックバースは1・2階あわせて約50台分、トラック待機場は約40台分を用意し、そのほか敷地内に乗用車駐車場約120台を整備する。

 環境負荷低減の一環として屋根面には自家消費型太陽光パネルを設置し、余剰電力が生じた場合は「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」各施設への電力供給および他の施設への自己託送によるグリーン電力供給の実施を検討している。LED照明、センサー付きLED照明を採用するほか、施設の消費電力や水の使用量をリアルタイムでモニタリングできる「プロロジススマートボックス」を導入。気温・湿度・雨量・風速・地震などの気象・環境データも取得可能で、データの活用・分析により、施設運営をサポートする。これらの取り組みにより、CASBEEの Aランク、BELSの最高位5スター、ZEB認証を取得する予定。

 竣工予定は24年4月。なお、「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」では、今後新たに2棟のBTS型物流施設を開発する予定。


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