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既存M価格天気図、上昇トレンドも一部地域で弱含み

 (株)東京カンテイは26日、2022年10月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表したもの。

 同月は「晴」が25地域(前月:28地域)と減少、「雨」は2地域(同:1地域)に増加した。「曇」は6地域(同:6地域)、「小雨」は6地域(同:7地域)、「薄日」は8地域(同:5地域)。

 全国で天候が回復したのは6地域(同:10地域)に減少。横ばいは31地域(同:35地域)。悪化したのは10地域(同:2地域)と大きく増加した。47都道府県のうち、前月から価格が下落したのは16地域(同:16地域)と横ばいで推移した。

 同社では、全国的な上昇トレンドに変化はないものの、北陸や九州において弱含みで推移したと分析する。


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