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旭化成レジ、笹塚の等価交換マンション竣工

「アトラス笹塚駅前」外観

 旭化成不動産レジデンス(株)は11日、都市共同化事業(等価交換)による分譲マンション「アトラス笹塚駅前」(東京都渋谷区、総戸数45戸)が11月に竣工したと発表した。

 京王線・京王新線「笹塚」駅まで徒歩2分の甲州街道と京王線高架に面した立地で、敷地面積は423.07平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造14階建て、延床面積は2,625.01平方メートル。間取りは1DK~3LDK。2021年1月から同年5月にかけて販売し、すでに完売済み。

 利便性に優れた立地であるものの、従前は権利関係が複雑化した土地建物が所在。権利者3名の自宅や保有賃貸物件などもあった。経年した建物の将来が不安なことから、権利者間で建て替え意向が高まった。権利関係の整理や権利者が当地に継続居住できる等価交換方式を採用したことで、相談開始から竣工まで約5年という短期間での事業完了となった。また、従前建物よりも高度利用し、商業地のメリットを最大限に生かした。

 建物共用部は、縦横のラインを組み合わせ、鋭敏な都市型のデザインを採用。ホールにはアートを設け、居住者が安らげる空間に設えた。


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