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新築小規模木造戸建て、首都圏は反転上昇

 (株)東京カンテイは12日、2022年12月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は5,282万円(前月比4.7%上昇)と反転上昇した。都県別では、東京都が6,620万円(同7.9%上昇)、神奈川県が4,704万円(同1.3%上昇)、埼玉県が4,334万円(同1.0%上昇)、千葉県が4,273万円(同0.9%下落)。11月は全面的に下落したが12月は持ち直し、千葉県以外の都県は上昇に転じた。ただし、東京都以外の県は10月の水準には戻っていない。

 近畿圏は3,752万円(同1.0%下落)と2ヵ月連続で下落した。主要府県別では、大阪府が3,618万円(同2.1%下落)、兵庫県が4,171万円(同0.5%上昇)、京都府が3,834万円(同2.7%上昇)。11月は全面下落したが、12月は大阪府のみが下落した。兵庫県は5ヵ月連続で上昇し、価格水準が徐々に押し上がっている。

 中部圏は3,939万円(同0.9%上昇)、愛知県は4,009万円(同1.2%上昇)と、いずれも反転上昇した。


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