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別府のホテルリニューアル、最終客室棟に着手

 オリックス不動産(株)は16日、「別府温泉 杉乃井ホテル」(大分県別府市)のリニューアルプロジェクトにおいて、最終棟である3棟目の客室棟の建築工事に着手。新棟の名称を「星館」(300室)に決定した。

 同工事は2021年12月に閉館した旧Hana館の建て替えプロジェクト。星館は敷地面積約3万5,264平方メートル。鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造地上13階地下1階建て。客室は30~70平方メートルで、和洋室42室、洋室258室を用意する。

 外観やエントランス、レストラン等の共用部から客室に至るまで和テイストを取り入れたデザインとし、にぎわいとくつろぎの空間を提供する。また、館内にはビュッフェレストランと和食会席レストランを用意するほか、婚礼利用も可能な多目的ホールや別府市内、別府湾を見渡せるテラスを1階に設ける予定。

 19年11月に大規模リニューアルに着手後、「杉乃井ホール」の改修や共用施設「SUGINOI BOWL&PRK」、「アクアガーデン」のリニューアルが完了。客室棟の新築では「虹館」(155室)が21年7月に開業し、「宙館」(336室)も23年1月26日に開業予定となっている。

 星館の24年9月の竣工、25年1月の開業によって、リニューアルプロジェクト全体の工事が完了する計画。

リニューアル後のイメージ


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