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初一人暮らし、希望に合致した物件を見つけた人は45%

 (株)LIFULLは24日、「『理想』と『現実』一人暮らし初心者ギャップ調査」結果を発表した。過去3年以内に初めて一人暮らしをした経験があり、かつ部屋選びにかかわった人を対象に、2022年12月14~15日に調査した。有効回答数は550人。

 初めての一人暮らしに当たり最初に希望していた物件の条件(理想)を聞いたところ、1位は「賃料・管理費が予算内」(54.2%)、2位が「通勤・通学がしやすい」(47.6%)、3位「買い物が便利」(42.5%)となった。
 一方実際に住んだ物件の条件(現実)では、1位「買い物が便利」(47.5%)、2位「通勤・通学がしやすい」(44.4%)、3位「賃料・管理費が予算内」(39.1%)と、希望条件の1位と3位が逆となる結果に。
 また希望条件では8位にランクインしていた「希望する間取り(部屋数)」(18.0%)が、実際に住んだの物件の条件ではランク外となった。

 実際に住んでみて、そこまで必要ではなかったと思う条件についても聞いたところ、1位は「部屋が広い」(34.3%)、2位は「初期費用が抑えられる」(34.0%)、3位は「買い物が便利」(29.9%)だった。

 予算と条件については、「予算内で条件に合う物件が見つかった」が44.5%で約半数を占めた。「条件を見直して予算内に収まる物件を選択」は33.1%、「予算を挙げて条件に合う物件を選択」は14.4%で、予算重視派が予算度外視派より2倍以上多い結果となった。


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