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新築戸建て、既存マンションとも価格上昇傾向続く

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社ネットワークにおける2022年12月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均価格は4,507万円(前月比0.3%上昇)。エリア別では、東京23区6,817万円(同0.2%上昇)、東京都下4,692万円(同0.3%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市5,214万円(同0.5%上昇)、神奈川県他4,013万円(同0.2%上昇)、埼玉県さいたま市4,493万円(同1.1%上昇)、埼玉県他3,612万円(同0.2%下落)、千葉県西部4,224万円(同0.1%上昇)、千葉県他3,173万円(同0.4%上昇)だった。

 前月比は、さいたま市と横浜市・川崎市の2エリアが上昇したものの、その他の6エリアは横ばいと、全体的に小幅な動きとなった。前年同月比では、14ヵ月連続して全エリアが上回り、上昇傾向が継続。東京23区、横浜市・川崎市、さいたま市、千葉県(西部/他)の5エリアで、17年1月以降最高額を更新した。

 既存マンションの1戸当たり平均価格は3,907万円(同0.7%上昇)。エリア別では、東京23区4,928万円(同0.3%上昇)、東京都下3,166万円(同1.0%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市3,371万円(同1.0%上昇)、神奈川県他2,583万円(同1.2%上昇)、埼玉県さいたま市3,443万円(同1.1%上昇)、埼玉県他2,599万円(同0.6%上昇)、千葉県西部2,955万円(同2.1%上昇)、千葉県他2,031万円(同2.6%上昇)だった。

 前月比は、6エリアの上昇率が1.0%以上となったことに加え、8エリアすべてで17年1月以降最高額を更新。千葉県他の平均価格は、初めて2,000万円を超えた。前年同月比では、18ヵ月連続して全エリアが上回り、上昇傾向が継続している。


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