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東京都の住宅着工、2年連続の増加

 東京都は7日、2022年の年計、第4四半期、12月の住宅着工統計を発表した。

 22年の新設住宅着工戸数は13万4,412戸(前年比0.2%増)と2年連続の増加となった。利用関係別では、持家が1万5,277戸(同10.0%減)で2年ぶりの減少。貸家は7万747戸(同5.2%増)と2年連続の増加となった。分譲住宅は4万7,906戸(同2.3%減)で3年連続の減少。うちマンションは2万9,579戸(同5.3%減)で3年連続の減少、一戸建ては1万7,875戸(同2.8%増)と4年ぶりの増加となった。
 地域別では、都心3区が5,761戸(同10.3%減)と3年連続の減少。都心10区は3万3,739戸(同6.0%減)と2年ぶりの減少となった。区部全体は10万4,936戸(同1.4%減)と2年ぶりの減少。市部は2万9,122戸(同6.9%増)と2年連続の増加となった。

 22年第4四半期の新設住宅着工戸数は3万4,767戸(前年同期比6.7%増)と2期連続の増加。利用関係別では、持家が3,750戸(同13.5%減)で4期連続の減少。貸家は1万7,493戸(同3.6%増)と5期連続の増加となった。分譲住宅は1万3,384戸(同20.4%増)で2期連続の増加。うちマンションは8,775戸(同34.2%増)で2期連続の増加、一戸建ては4,503戸(同0.4%減)と6期ぶりの減少となった。
 地域別では、都心3区が2,311戸(同107.3%増)と3期ぶりの増加。都心10区は9,717戸(同21.1%増)と4期ぶりの増加となった。区部全体は2万7,360戸(同8.7%増)と4期ぶりの増加。市部は7,301戸(同0.1%減)と2期ぶりの減少となった。

 22年12月の新設住宅着工戸数は1万109戸(前年同月比3.7%減)と5ヵ月ぶりの減少となった。利用関係別では、持家が1,119戸(同13.3%減)で11ヵ月連続の減少。貸家は4,901戸(同2.9%増)と2ヵ月連続の増加となった。分譲住宅は4,023戸(同8.7%減)で5ヵ月ぶりの減少。うちマンションは2,548戸(同10.7%減)で5ヵ月ぶりの減少、一戸建ては1,444戸(同5.6%減)と2ヵ月ぶりの減少となった。
 地域別では、都心3区が291戸(同11.9%増)と3ヵ月連続の増加。都心10区は2,376戸(同11.6%増)と4ヵ月連続の増加となった。区部全体は7,960戸(同3.5%増)と2ヵ月連続の増加。市部は2,104戸(同24.3%減)と4ヵ月ぶりの減少となった。


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