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うめきた2期で、阪急阪神の新・高級ホテル

客室イメージ
クラブラウンジのイメージ

 三菱地所(株)が代表企業のうめきた2期開発事業者JV9社は、うめきた2期地区の複合開発「グラングリーン大阪」の南街区のホテルを「ホテル阪急グランレスパイア大阪(Hotel Hankyu GRAN RESPIRE OSAKA)」(総客室数482室)に決定した。

 「グラングリーン大阪」は、JR「大阪」駅前に広がる約9haの土地に、5つの機能(業務・商業・居住・宿泊・中核)を持つまちを整備。都市公園を挟んで南街区と北街区を配置する。南街区には、地上51階地下2階建ての分譲棟と、地上39階地下3階建て(西棟)および地上28階地下3階建て(東棟)の賃貸棟を、北街区には、地上46階建ての分譲棟と、地上26階地下3階建ての賃貸棟を建設する。ホテルは、今回発表した「ホテル阪急グランレスパイア大阪」のほか、「ウォルドーフ・アストリア大阪」「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」の開業がすでに決まっている。

 「ホテル阪急グランレスパイア大阪」は、延床面積2万1,740平方メートル。南街区賃貸棟・東棟の5~28階に位置する。運営は(株)阪急阪神ホテルズで、「ホテル阪急グランレスパイア」は、同社の新ブランド。2019年にリリースした「レスパイア」に、都市の中で自然と安らぎを感じられる居心地や大人な上質さを加えたアップスケールホテル(高級ホテル)という位置付け。

 客室は約23平方メートルが中心。共用部にはレストラン、バー、フィットネス等を設置する予定。6階には、着替えができる小部屋やパウダールームを併設した宿泊者専用ラウンジを用意。27階には、クラブフロアの宿泊者だけが利用できるクラブラウンジを設置し、26・27階を、やや広めの客室を配置したクラブフロアとする。

 24年度下期の開業予定。


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