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戸建注文住宅、受注棟数は3期連続でマイナス

 (一社)住宅生産団体連合会は16日、2022年度第4回「住宅業況調査」(22年10~12月)の結果を発表した。アンケート回答数は、「戸建注文住宅」が395、「低層賃貸住宅」が156。

 「戸建注文住宅」は、受注棟数がマイナス20(前期マイナス28)と、3期連続でマイナス。受注金額はプラス20(同プラス21ポイント)でプラス傾向が継続した。1棟当たりの床面積はマイナス6(同マイナス3)で、2期連続のマイナスだった。
 顧客動向については、「見学会、イベント等への来場者数」で74%が、「全体の引き合い件数」で64%が減少と回答。「WEBの引き合い件数」については、減少が30%、横ばいが43%、増加が26%だった。「土地情報の取得件数」は、減少が36%、横ばいが50%、増加が14%に。「消費者の購買意欲」は、減少が51%、横ばいが43%、増加が6%となった。
 次期の見通しは、受注棟数がマイナス3、受注金額がプラス11、1棟当たりの床面積がマイナス6となった。

 「低層賃貸住宅」は、受注棟数がマイナス12(同プラス5ポイント)、受注金額がプラス22(同プラス29ポイント)、1棟当たりの床面積がプラス7(同プラス17)。次期見通しは、受注棟数がプラス5、受注金額がプラス14、1棟当たりの床面積がプラス8となった。


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