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勝どきに54階建てタワマン/三井不レジ他

「豊海地区第一種市街地再開発事業」

 三井不動産レジデンシャル(株)ら6社は27日、「豊海地区第一種市街地再開発事業」が1月4日に着工したと発表した。鉄筋コンクリート造地上54階地下1階建ての建物には、2,077戸(予定)の住宅のほか、店舗、区民館、診療所、保育所等施設も開設する。

 都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅徒歩10分。約2.0haの商業・住宅の複合大規模再開発プロジェクト。建物の敷地面積は約1万5,901平方メートル。2階、3階、51階、52階に共用施設を集約設置する計画で、在宅ワークに対応可能な個室ブースやミーティングコーナー、テラススペースもある多機能ラウンジ、フィットネス、2層吹き抜けのビューラウンジ等を設ける。集会所やキッズルームといった一部の共用施設は地域に開放する計画。

 計画敷地内には約4,200平方メートルの豊かな広場空間を整備し、地域イベントなどに活用していく。また外構部には約3,100平方メートルの地域交流広場や豊海運動公園に続く2,180平方メートルのオープンスペースなど、地域活動等に利用できる空間を整備。盆踊りなどの地域イベントに活用してもらい、地域コミュニティ・交流拠点の形成につなげる計画。

 竣工予定は2027年。

 なお、三井不動産レジデンシャル以外の事業者は、東急不動産(株)、東京建物(株)、野村不動産(株)、三菱地所レジデンス(株)、清水建設(株)。


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