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防災設備の設営訓練等を実施/森トラスト

「リモート震災訓練」の模様
「防災設備設営訓練」の模様

 森トラスト(株)は8日、2022年度春季震災訓練を開催。「リモート震災訓練」と「防災設備設営訓練」の2つを実施した。

 「リモート震災訓練」は、本社(「虎ノ門2丁目タワー」(東京都港区))、東京・大阪・仙台のオフィスビルおよび関東圏ホテルの計50棟などが対象。震度6強の首都直下地震を想定し、テレワーク中の社員や管理物件と密な連携を図るための「災害時情報共有ツール」の操作習熟や、感染症対策に配慮した「震災対応マニュアル」の実効性の確認などを行なった。

 「防災設備設営訓練」は、「東京ワールドゲート」(東京都港区)が対象。帰宅困難者受け入れ時の重要設備「非常災害用井戸」「マンホールトイレ」の設営・操作シミュレーションを実施した。また初めての取り組みとして、両設備の設営手順を動画で撮影。今後、撮影データは同社の災害対応要員がアクセス可能な共有データに保管し、迅速な防災体制の構築に生かしていく。


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