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ドローンでの高所保守・点検サービスを開始

 大和リビング(株)とD.U-NET(株)は4月3日より、無人航空機(ドローン)を活用した高所メンテナンスサービスを開始する。

 住宅の性能を維持するためには、建物外部や内部、設備等を定期的にメンテナンスしなくてはならないが、屋根の点検・保守については足場の架設が必要であることに加え、作業員の負担増加や事故発生等のリスクが伴う。そうした中、2022年の航空法改正に伴い、ドローンによる有人地帯での目視外飛行屋自律飛行が可能となったことから、大和リビングで管理する約61万戸の賃貸住宅においてドローンを活用した高所メンテナンスサービスを開始することにした。

 建物屋根部の汚れ・割れ・錆の確認の他、屋根の雨樋の排水状況の確認、目視で確認できない屋根板や太陽光パネル内部状況の赤外線カメラでの確認を行なう。さらに雨樋部のごみの吸引や屋根全体の洗浄作業も提供する。

 同サービスは賃貸住宅向けのIoTソリューションを提案する(株)ギガプライズとドローンによる洗浄システムの特許を保有する(株)Fligft PILOTの技術を利用し、展開していく。

ドローンによる屋根の洗浄


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