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「ブランズ」の売却時にアフターサービス継承

 東急不動産(株)と東急リバブル(株)は4月より、東急不動産の分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」を東急リバブルの仲介(専任媒介もしくは専属専任媒介契約)で売却する場合、一定条件に合致すれば、新築時のアフターサービスと住宅設備延長保証を新たなオーナーに継承する「BLANZアフターリレーション」を開始した。これまでは売却した時点で二次取得者には引き継がれてはいなかった。

 国土交通省の調査によると、既存住宅を検討する際に重視するポイントのトップが「充実した保証屋アフターケア」とされている。これを受け、両社が連携することで、新築・既存の両面でブランズのマンションを安心して取引できる環境を整える。

 売却する際、同ブランドマンションの価値に精通した「ブランズエキスパート」が担当。ブランズエキスパートは、顧客からの高評価と高実績を継続している営業担当者の中から、リバブルが任命するブランズのスペシャリスト。専門の研修を受講しており、個別の物件価値を熟知している。また、リバブルが媒介物件に行なっているキッチンやバスルーム、洗面、トイレの無償クリーニングは、ブランズの場合は窓ガラス、サッシ、網戸、バルコニーについても実施する。また、成約した場合は売却にかかる仲介手数料を10%割り引くという。


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