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大東建託、ZEH賃貸を投資対象とするファンド設立

 大東建託(株)は3日、(株)SBI証券との間でZEH賃貸住宅ファンドの組成に関する基本協定を結んだと発表した。締結日は3月27日。

 同協定に基づき、同社は賃貸住宅事業の新たな取り組みとして、ファンドと連携した木造を中心とするZEH賃貸住宅の開発をスタート。環境配慮型のZEH賃貸住宅の認知拡大および市場への普及促進を図っていく。組成するZEH賃貸住宅ファンドの投資対象は、個別の土地・ZEH賃貸住宅とローンをセットにした信託受益権。これらを信託勘定内で借入してファンドに売却するスキームは国内初となる。

 1号ファンドは総額50億円程度、2号ファンドは総額100億円程度を予定する。投資家に対しては、ESG投資の機会や安定的なリターンを提供を目指す。


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