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代官山の複合開発名称「フォレストゲート代官山」に

「フォレストゲート代官山」の2棟。画像左がMAIN棟、同右がTENOHA棟

 東急不動産(株)は12日、東京都渋谷区で「(仮称)代官山町プロジェクト」として進めていた複合開発計画の名称を「Forestgate Daikanyama “produced by 東急不動産”」(フォレストゲート代官山)に決めたと発表。同時に、2023年10月下旬に開業することを明らかにした。

 東京メトロ他「代官山」駅至近で、建物はMAIN棟とTENOHA棟の2棟構成。MAIN棟は敷地面積約4,084平方メートル、鉄筋コンクリート造地上10階地下2階建て、総延床面積は約2万1,096平方メートル。TENOHA棟は敷地面積約422平方メートル、木造2階建て、延床面積は約198平方メートル。

 MAIN棟は賃貸住宅(総戸数57戸)、シェアオフィス、店舗で構成。建築家・隈 研吾氏がデザイン設計を手掛け、「住・働・遊」の拠点としての機能を配置する。シェアオフィスは同社の会員制シェアオフィス「ビジネスエアポート代官山」が開業予定。

 一方、TENOHA棟はカフェとイベントスペースで構成する。サーキュラーエコノミー活動を手掛ける事業者や行政と連携し、地域と都市をつなぐ活動拠点として整備する。建物は東急不動産ホールディングス(株)が保有する保全対象森林から産出した間伐材活用の木造となる。


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