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森トラスト、米国の不動産開発事業に参画

「15 Necco Street」外観イメージ

 森トラスト(株)は12日、米国ボストンのラボ&オフィス「15 Necco Street」開発事業に参画したと発表した。

 同物件が所在するボストン市シーポート地区は、市が主導するイノベーション地区に指定され、今後も成長が見込まれるエリア。敷地面積8,979平方メートル、鉄筋コンクリート造地下1階地上12階建てのラボ&オフィスを開発する。賃貸可能面積は3万2,143平方メートル。ライフサイエンス分野の不動産を手掛けるAlexandria Real Estate Equities, Inc.、ニューイングランドの大手不動産会社National Developmentとの共同事業となる。

 国際的な建築物の環境性能評価指標「LEED」のゴールド認証、研究施設を利用する人々の健康配慮を評価する「Fitwel」ライフサイエンス認証、建物のデジタル接続性を評価する「WiredScore」プラチナ認証などの取得を目指す。また、世界的な製薬会社の遺伝子医学研究拠点として長期リース契約を締結しており、安定的な不動産資産として運用していく。

 竣工は11月の予定。


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