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東急C、マンション管理適正評価制度349件を登録

 (株)東急コミュニティーは24日、2022年4月にスタートした(一社)マンション管理業協会運営の「マンション管理適正評価制度」に、22年度1年間で同社が管理するマンション349件が登録を受けたと発表した。また、同時にスタートした地方公共団体による「マンション管理計画認定制度」でも2件の登録を受けた。

 両制度は、審査時点のマンションの管理・運営状況だけでなく、管理規約等の整備状況や組合会計の収支状況、長期修繕計画の整備状況等が評価され、その結果が可視化されるもの。同社は、両制度を利用することでマンションの管理状況を客観的に把握できるほか、マンションの良好な管理状態が売買賃貸の市場価格に反映される等のメリットがあるとし、管理組合に向け積極的に登録の働きかけを行なってきた。

 また、両制度により管理組合ごとの課題が明確となり改善提案がしやすくなる、課題対応の継続で良好な管理状態を長期間サポートできるなど、制度の普及促進が顧客の資産価値向上につながるとして、今後も制度の普及促進に取り組み、マンション管理業の重要性と社会課題を広く社会に認識してもらう方針。


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